ガ島通信への憧れ(書評ブログ)

一冊の本から学ぶことは一つ!いいんです、それでいいんです!

人生の勝算

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『人生の勝算 前田祐二  幻冬舎

 

showroom創業者の初著書。

 

・showroomをなぜ始めたのか。

・何が自分を突き動かすのか。

・現在のエンターテイメントとは何か。

・何に人々はお金を払うのか。

 

そして後半は、著者の職業観、人生観、死生観は、少年期からサラリーマン期、そして起業してからの出来事を通して、どのように固まったかをかいてる。

 

第1章 人は絆にお金を払う

ギターの弾き語りを小学生の時に始め、モノ、コンテンツから、ヒト、ストーリーにお金を払うことを知った。そしてエンターテイメントが今その時代にある。

 

第2章 SHOWROOMが作る新しいエンターテイメントのかたち

 ファンビジネスは4象限に分かれていて、これまでは、手の届かないスター、歌が上手く綺麗で全て完璧という人だけが成功するものだった。しかし、これからは誰でもみんなが適切な努力量によって夢を叶えられる時代であると説いている。

 現在、エンターテイメントにおいて、クオリティの定義が変わってきていて、高品質とは上記の手の届かないスターのような完璧に完成されたものではなく、余白が多く、助けたくなるコンテンツが質の高いクオリティとなる。地下アイドルみたいなね。

 

第3章 外資投資銀行でも求められたのは「思いやり」

ビジネスに必要なのはスキルや情報、知能指数の高さではなく、愛嬌。さらに、松下幸之助さんも仰っていたが、当たり前のことを当たり前にすることが大切。早寝早起き、日経新聞を読む。周りの人が休んでる時に自己投資する。さらには、信号を守ることや挨拶を徹底するなど。こういうことが当たり前に出来る人は仕事でも伸びる。また、組織で動くには意味がある。1人の力でできることは知れている。

 新卒で入社したら、まずは現状や仕事のルールを把握する。営業ではコミュニケーションが必要。コミュニケーションをするには相手を好きになる。そして、様々な接点を利用する。相手の立場になって行動する。それが1番難しいけど。

 

第4章 ニューヨーク奮闘記

アメリカでも日本流でトップを目指せる。圧倒的仕事量。努力。経済的報酬より非経済的報酬のモチベーションが長続きする。それをみつけよう。闇雲に動いて頑張るのではなく、やり方、ルールを見極める。

自分について考えたノートを何冊持つか。まだ自分は1冊。著者は就活時に30冊。

就活の対策が異常。そこまでできてなかった。新卒1年目への準備を異常にする。

人生の軸を持つ。何が幸せか。私は家族の幸せだ。

 

第5章 SHOWROOM起業

起業は証券会社やコンサルで得た知識だけでは難しい。DeNAの南場さんの本読んでみる。

 

第6章 SHOWROOMの未来

これから伸びるのは動画。なぜなら通信制限がなくなり無料で動画がみれる時代が到来。5Gというもの。世界一を目指そう。私はラクスで!