ガ島通信への憧れ(書評ブログ)

一冊の本から学ぶことは一つ!いいんです、それでいいんです!

仕事は楽しいかね

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 仕事は楽しいかね?を読了。

 

 

 ・人は他人を凌駕しようとするけど、それは他人と同じような人間になることで成し遂げようとしている。

 

・他人を凌ぎたいと思うならまず超えるべきステップは、並みの人間をやめること。

 

・試してみることに失敗はない。

 

・できることはどんどん変える。みんなが変えてることに気づくぐらい。好奇心が旺盛なことや実験が好きなことが広まれば、みんなの方からアイデアを持ってくる。

 

・新しいアイデアは古いアイデアを別の環境に置くこと。

株式会社アクシア

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・株式会社アクシアシステム開発会社が完全に残業をゼロにし、メリットを書いていた。

 

・そこで、おっと思ったのは、どのような仕事でも必ずルーティンワークが存在し、標準化できること。

 

ホワイト企業の定義付けが、社員を大切にし、無理のない成長で、社会貢献をしていることだと初めて知った。それまでは残業だけを基準に見ていた。

 

・株式会社ラクスでも残業がないので、似ている仕事環境なのかなとも思った。

 

・逆算思考で18時までに何するか。絶対にやりたいことを先に決めること。それを引いた時間を分配。

 

 

やってやろうじゃんよ!

 

言ってはいけない真実

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読了。

 

 

 

・根拠のある分け方は差別でない。

 

・女性が社会に進出しやすい環境を作ることは、女性が安心して子供を産む環境を作ることである。なぜなら、女性の社会進出が進んだ国は出生率が高い。

 

(ちなみに、日本の初婚年齢は29歳、出産年齢30.4歳)

 

グローバル化、経済の自由化は貧困層中流階級に押し上げた。

 

・富を得るために必要なスキルは今や、言語的能力と、数理的能力の2つ。

 

知能指数や論理的思考は高い遺伝率がある。よって教育にお金をかけても、遺伝が影響するから意味がない。お金のある人だけが大学に行けるというのは、科学的根拠があり、覆せない。

 

・日本の生活保護率は世界的に見ると低い。母子家庭の母親は後ろめたい気持ちから就労をしている。

 

・母子家庭への税の投入を生活保護ではなく、無料の保育所などに使い、ひとり親でも安心して暮らせる社会にすることで結果的に女性が社会進出し、子供が増える。

 

(生活保護をもらってる人の全てが子持ちではないため、難しいけど)

 

・長期失業している若者は、それを解消する政策は全て意味がない。知的障害や発達障害精神障害があり、指導すれば治るというものでもない。世界中で施策を試しているが効果がない。

 

リテラシーが低い人は徹底的にぼったくられる社会。保険やクレジット分割はやめよう。

 

・日本は会社に対する帰属意識が最も低い国。3人に1人が思っている。

 

・一括採用でベストな会社を選べるかは宝くじを当てるようなもの。それなのに、その会社にずっといることが好ましいと思われている。そして、30歳超えると転職が難しい。その会社が嫌なのに転職もできない、よって、帰属意識低くなるのは必然的。

 

・欧米のように、正社員がなくなり、専門職と事務職に分かれる。専門職は弁護士とか。事務職は転職が難しいけど、待遇が手厚い。

 

・リベラル化が進み労働差別がなくなり、成果主義が広まれば、経済格差が大きくなる。その経済格差は知能の格差であり、その知能は遺伝が影響しており、教育ではどうにもならない。リベラル化が進めば進むほど貧困層も増える。

 

 

 

 

 

人に言えないこと多し。先入観で物事を考えていたことがわかる。知能だけでなく、精神病、犯罪等が遺伝することもわかっている。しかし、性格は遺伝だけでなく環境も多く影響していることもわかっている。遺伝に抗ってこうよ!

ロジカルシンキング!

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スキーマ とは情報処理のこと


・事実と認識

事実を、それぞれのレンズ、スキーマで認識するのでズレが生じる。

 

・コンテンツとコンテクスト

       1.コンテンツとは知覚情報

       2.コンテクストとはコンテンツを認識する

          時の背景情報

 

・ハイコンテクストとローコンテクスト

ハイコンテクストとはコンテンツに対して背景情報がたくさん入る余地があるコンテンツ。論理的でないとはハイコンテクストなことである。

 

・コンテクスト依存度が高いのを解消する方法は、、、

      1.ハイコンテクストであることに気づく
(…にもいろいろあるけれど、を用いて)

 

      2.ローコンテクストに落とし込む
(例えば、具体的に、他には、を用いて)

 
論理的思考以前の問題がたくさん。そもそも情報の目利きできてない。ハイコンテクストの言葉で考えたつもりになっている。目利きとはローコンテクストを選ぶこと。現実とあるべき姿の両方をローコンテクストで定義する。それがロジカルシンキングの第一歩。

 

 

 

 

 

 

 

・次に提案力を生み出すのには

 

    1.帰納法

ローコンテクストで事象を集める


『つまり』で、それぞれの事象の共通項をみつける。その共通項を広げて、プラスアルファの提案ができる。

『しかし』で、共通項の中に含まれないものがあるか確認する。同じ丼でもいくら丼や海鮮は違うなとか。

よって、正確でローコンテクストな共通項が出来上がる。

 

これをクレームや依頼に落とし込む。

 失敗の共通項は失敗を減らすだけ。
成功の共通項は成功のカギ。
ラッキーやアンラッキーにもロジックがある。

フィードバックの仕方は時系列で考える。

過去の成功の原因分析がまた、成功を呼ぶ。

 

 


     2.演繹法


a=b b=c ならばa=c
これは根拠と結論が本当に正しいかを検証することが目的の思考法。

日常生活では様々な状況があるから、1つ1つの根拠に確からしさを求める必要がある。それをするのが演繹法

 

 

 

 

続いてロジックツリーというもの 

 

・ロジックツリー
物事を分解して捉えるもの。
ビジネスの現場で起きる問題は様々な問題が重なっており、複雑である。人間が同時並行で処理できる問題は4〜9、だから分解して二桁の問題を一桁にしてから取り組む。

ロジックツリーの目的は軸を見つけることで、様々な角度から物事を見ること。漏れをなくすこと。

何か問題があったら、とりあえずできることからではなく、一旦とりあえず分解する。

1日に一回でも分解の練習をする。飲み物の分解など。飲み物はアルコールとノンアルコールがあって…。

初めての作業はロジックツリーで細かく分ける。すべて。漏れがなくなるから。それを共有することで何やってるか把握ができる。複雑な意思疎通ができる。
2w1hでそれぞれのツリーに分けられる。

意味がないということを確認する必要がある。

 

  


☆本の章の内訳

 

・論理的思考するための準備
1.ハイコンテストなものをローコンテクストにして、スキーマをなくす。

2.問題や課題があったらロジックツリーで分解する。

 

・思考方法2つ
3.帰納法で共通項を見つける。そのことで提案力をあげる。

4.演繹法で根拠が正しいか確かめる。